新社会人の為のビジネスマナー通信のご利用方法

「お客様を訪問するのだけれど・・・」「書類の作成を任されたのだけど・・・」など、ビジネスでは様々なシーンに出会います。ビジネスにおいては、まずビジネスマナーの基本を身につけることによって、そのような場面を無事クリアしていく事ができるのです。「新社会人の為のビジネスマナー通信」で、基礎を学んで社会人としての準備をしては如何でしょう?

論理的思考と交渉のスキル

論理的思考と交渉のスキル
高杉 尚孝
論理的思考と交渉のスキル
定価: ¥ 735
販売価格: ¥ 735
人気ランキング: 19,991位
おすすめ度:
発売日: 2003-01
発売元: 光文社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送


論理思考をもっと
最近流行の論理思考。
しかし、せっかく学んだ論理思考も使わなければ宝の持ち腐れ。
本書は、論理思考を交渉の現場に応用して、有意義な交渉を目指す方法を解説した1冊である。
交渉の入門書として、本書はコンパクトで読みやすく、非常に有用であろう。
常に手元においておけば、なにかと重宝すると思われる。
各章の最後には「第?章のまとめ」が載っているため、1度通読した後も、交渉直前の短時間でさらっと復習することもできる。
ただ、タイトルとの関係性が疑問である。
論理思考に関する章は最初の方に集中しており、後半は交渉の話に終始してしまっている。
本書のタイトルから「論理思考」を取り除いても、ほとんど違和感がないだろう。
たしかに、本書で掲げているWin-Win交渉の裏には、論理思考が不可欠であることは事実である。論理思考と本書で解説されている交渉は密接につながり合っている。しかし、もっとつながりを明確にしながら解説していってもよかったのではないかと思う。
なまじ期待が大きかった分、残念である。
このようにタイトルへの不満はあるものの、内容に関しての不満はほとんどない。
交渉の入門書としては最適な1冊と言うことができる。

いざ戦場へ。しかし
午後から雨が降りそうです。
天気予報でも、実際に空模様を見ても、雨が降りそうです。
さあ、ここで普通の人なら、
(傘を持ってゆくべきか否か)
と考えるでしょうが、論理的思考と問題解決を志すものならば、
(雨にぬれないためには何をするべきか)
本質を捉えた設問(イッシュー:争点とも)をするのだそうです。
さて本書は論理的思考と問題解決を、交渉に応用することを目的としています。思えば論理的思考の本は山ほど出版されていますが、実際にどういうことに使うかどうかは解りにくいものです。大業物を渡され、打粉のうち方、研ぎ方を知ったものの、戦うすべは知らない。これまた間抜けな話です。
このたとえが正確なものだとすると、本書は剣術指南書になりましょう。精神的免疫力(メンタル・タフネス)のトレーニング、論理的文章の書き方など、とにかく実践的なところが特徴です。
しかし懸念されるところがあります。この実践性があだとなって、
(これ以外に方法はない)
と閉鎖的な考え方をしてしまうかもしれません。これでは逆効果です。
有名なコンサルタント、大前研一さんは『問題解決には最も非線形的道具である人間の頭脳が最も有効だ』と述べています。
本書は間違いなく良書です。ですがそれ以上に、論理的思考はひとつの道具に過ぎない、と考えてみてはいかがでしょうか。

基本的でかつ実践的なスキル解説
論理的は思考と一口に言っても「かっこいいけどめんどくさい」感じがしますけれども、難しい言葉でなく誰にでもわかりやすい言葉で解説がなされている本です。著者はNHKのビジネス英会話の講師経験もある方で一見すると非常に固い感じがしますけども、実はとてもユニークな方でその雰囲気も本書で垣間見ることができます。
テクニカルライティングや技術文書の書き方等の書籍を読んだことがある方ならなおさら、本書で解説されている内容が基本となるマインドセットなのだとお気づきになるのではないでようか。
他の方のレビューにもありますように、本書の内容はやや広範ですけれど、同著の「セオリー」シリーズを参照すれば理解を深めることができると思います。