新社会人の為のビジネスマナー通信のご利用方法

「お客様を訪問するのだけれど・・・」「書類の作成を任されたのだけど・・・」など、ビジネスでは様々なシーンに出会います。ビジネスにおいては、まずビジネスマナーの基本を身につけることによって、そのような場面を無事クリアしていく事ができるのです。「新社会人の為のビジネスマナー通信」で、基礎を学んで社会人としての準備をしては如何でしょう?

隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密

隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密
長谷川 喜一郎
隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密
定価: ¥ 2,310
販売価格: ¥ 2,310
人気ランキング: 65,998位
おすすめ度:
発売日: 2002-03
発売元: 翔泳社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

   アメリカの企業経営については、日本のなかに紋切り型の理解が多い。冷徹なM&Aとリストラ、徹底した個人主義、MBA信仰などだ。しかし「人間重視」「現場重視」「平等主義」で継続的に高業績を上げている会社もある。本書は、そうした企業に光を当てて成功の秘密に迫ろうというものだ。事例8社の徹底した記述が、ミステリーを読むようでおもしろい。    成功事例として取り上げられているのは、米航空業界の熾烈な競争を勝ち抜いてきたサウスウエスト航空、ネットワークの覇者シスコシステムズ、紳士用衣料チェーン店のメンズウエアハウス、ソフトウェア企業の大手SASインスティチュート、医療サプライ(医療機器、医療用品)販売業のPSSワールドメディカル、独立系電力会社のAESコーポレーション、トヨタとGMの合弁会社NUMMIの7社である。さらに、これらの7社と多くの類似性を持ちながら、必ずしも十分な成果を上げられずにいる事例として、半導体のサイプレス・セミコンダクターが取り上げられている。    著者によれば、成功事例の特徴は、社員の中に秘められている価値を引き出し、才能をフル活用している点だ。7社は社員参加、ロイヤルティー、仕事を楽しむセンス、低い離職率、高水準の財務実績という点で共通している。社員中心主義の価値観がはっきりと会社の基盤にあり、日常の細かい経営慣行がその価値観と一致している。    優れた人材を確保しても、卓越した「戦略」を立てても、それだけでは十分ではない。連続的な高業績を支えているのは、基盤におかれた強固な価値観であり、またそれを支える日々の慣行である、という。紹介された成功事例には、日本の企業経営に共通する点が多い。    本書は、読んでおもしろいという点で、かつての『エクセレント・カンパニー』に通じる魅力を持った本だ。AESのように、日本であまり紹介されない事例も含まれている。(榊原清則)

経営者にはまずこれを読んでもらいたいですね
読み終えて、ここまで敬意を持って社員と接している会社があるのだ(そしてそれが高業績を続ける企業の共通項であることに)と感動すら覚えました。
価値観、企業文化の強調、CEO自らこれら価値観を(一貫性と整合性を持って)維持することが仕事、など読むにつれ「ビジョナリーカンパニー」を思い出すところもありましたが、人間の持つ普遍的な性質(誤解を恐れずにあえて言えば性善説)を拠りどころにしている点が共感でき、かつ非常に説得力があります。オープンブックマネジメント、サーバントリーダーシップ等最近聞く経営用語も出てきますが、それらは本書で取り上げられている社員(人)中心の経営とそれを持続するための仕組みの一部に過ぎない、そんなスケールを感じさせる内容です。
今の日本でもこの本に書かれていることを信じて実行できる会社、組織はきっと伸びますね。

War For Talent
この本を買ったら解説から読んで下さい。解説を読んでから本文を読むとなるほどというくらいエッセンスが詰まっています。
ドラッカーの言う知識社会となった今、どの企業でも人材は貴重なアセットしてその育成について検討がされているはず。ビジョナリーカンパニーシリーズでは、数値的なIndexを用いた企業分析が中心だと思ったが、この本は、精神的な理念を分析していかにその理念を実行に移すかに焦点があたっていると思う。企業のミドルマネジメントが読んで、その組織にも当てはめることができるくらい簡単な理念、だが絶対にマネのできない理念があることがわかる。会社の人材をコストではなくアセットだと思う方にはお勧めの一冊では・・・・

大切な視点ですね。
ビジネスでは昨今、80対20の法則(会社の業績の8割は、2割のハイパフォーマーがたたき出している)が叫ばれ、いかに『優秀な社員』を採用、育成、リテンションするかを命題にした、いわゆる『ウォー・フォー・タレント』という言葉をよく耳にしますが、この本はこの考えに対するアンチテーゼととることができるのではないでしょうか?
上位20%のハイパフォーマーが大切なのは確かですが、残り80%の社員をいかにモチベートし、その『隠れた人材価値』を引き出すかが今の日本企業が考えるべき大きな問題だと思います。この本はこの問題について考える良い機会を提供してくれます。